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コラム 情報システム科 総合ビジネス科 医療秘書科 公務員科

2019.08.20

失敗しない進路の選び方

失敗しない進路の選び方

[1]大学・短大・専門学校の比較

「現場力」の専門学校、「研究力」の大学

専門学校は働くことに重点を起き、特定の実務に必要となる「技能」や「知識」を身につける場です。仕事の現場を熟知した教員から、必要な「即戦力の技術」を学ぶことができます。一方で大学・短大は一般教養や専門的な研究を通して、幅広い教養や研究成果に基づく理論を身につける場です。専門分野に精通した教員がおり、研究機関としての側面も持ち合わせています。

[2]高卒就職のメリット・デメリット

学費は掛からないが、長期的には所得が少なくなることも

高卒就職は進学する人と比べ、お金を早く稼ぎ始める分、自立も早くできます。そして、進学の学費が掛からず金銭面で短期的には有利です。また、職に就くのが早いため、長期間で技術を習得するような職業には向いていると言えます。その反面、社会との接点が少ないまま社会人生活をスタートさせるデメリットもあります。大学や専門学校の卒業が条件の求人もあるため、就職の幅が減る可能性や、職業によっては賃金が進学した人に比べて少ない仕事もあり、長期的に所得が少なくなることも考えられます。

[3]専門学校進学が向いている人

専門的な技能を身につけ、自分らしい働き方に

専門学校は、実務に必要な知識を身につける学校です。そのため、やりたいことが明確な人はもちろん、目標が定まっていなくても、専門的なスキルを身に着けるため、短期でコツコツ努力できる人にも向いています。また、専門性の高い技能や資格を取得できるため、ライフイベントに左右されない働き方を目指す人や、手堅く就職を決めたい人にも魅力的な進路です。

[4]進路選びの3ステップ

自分と職業を分析、道筋を考える

まずは自己分析を行います。「努力したこと」「楽しかったこと」「苦労したこと」など、これまでのさまざまな出来事を挙げてみましょう。その一つ一つを「なぜ努力できたのか?」のように「なぜ?」の視点でどんどん掘り下げていきます。その過程で、普段は気づかなかった価値観や性格、向き不向きが見えてくるはずです。

次のステップは職業研究です。自分がやってみたい仕事はもちろんですが、そのような職業がない場合は、自分に向いてそうな仕事から研究すると良いでしょう。職業研究は「広く浅く」から「狭く深く」が基本です。特定の職業だけではなく、その職業を取り巻く仕事も研究することで、多方向からその職業を見ることができます。業界団体のホームページや業界紙などで業界全体の動きを理解した上で、特定の職業についての書籍等を活用した研究を行うことで、その仕事の姿が浮き彫りになります。自分が実際に働いているイメージを思い描きながら研究をすることで、より深い理解が得られるでしょう。

最後のステップは進路調査です。同じ職業に就く進路でも、その選択肢は無数にあります。進学については先生や両親に相談したり、学校資料を取り寄せて情報収集を行いましょう。またオープンキャンパスは、学校の説明が聞けるだけでなく先輩の話を聞けるチャンスです。在校生の生の声を聞くことで、自分が進みたい道と学校の方針に差がないかを見極めましょう。

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